【2025年最新】初心者おすすめ電子ピアノ7選と選ぶポイント

おすすめ電子ピアノ_タイトル

電子ピアノの購入を考えたものの、タイプも価格もさまざま。どの機種を選んだらよいのか迷ってしまいませんか?

価格的や大きさの面でも電子ピアノは大きな買い物です。失敗するわけにはいきません。

そこでこの記事では2025年の最新機種の中から、ピアノ初心者の方におすすめの機種をピックアップしました。

気軽に始められ、かつ長く満足できる1台を選ぶために、チェックしておきたいポイントも紹介します。あなたに合った機種選びのコツをしっかり押さえてください。

この記事でわかること
  • 電子ピアノの選び方のポイント
  • 据え置き型と卓上型の違い
  • 初心者におすすめの電子ピアノ

ピアノの上達には、日々の継続が何よりも大切です。

憧れの曲をマスターしたら、ストリートピアノにも挑戦できるかもしれません。そのためには、まずは最適な電子ピアノを選びましょう。

目次

電子ピアノの選び方のポイント

おすすめ電子ピアノ_選択ポイント

ピアノの初心者の方が電子ピアノを選ぶにあたって大切なポイントは、鍵盤のタッチ感、スピーカーの数、設置タイプの3つです。

鍵盤のタッチ感

曲の表情となる強弱や、繊細な音色を表現をするにはタッチ感が重要です。

タッチ感とは
ピアノの鍵盤を押したときに感じる手ごたえのことです。

グランドピアノなどのアコースティックピアノと電子ピアノは、音が出る仕組みが違うので、どうしてもタッチ感に差がでてきます。またメーカーや機種によってもタッチ感が異なります。

軽めのタッチ感が合う人

気軽に始めたい方や、バンドでキーボードを弾きたい方におすすめです。

アコースティックピアノは鍵盤が重く感じられるはずです。軽いタッチ感なら指や腕の疲れが軽減されるので、ピアノに慣れるまでは軽いタッチ感で練習しましょう。

重めのタッチ感が合う人

発表会やストリートピアノに挑戦したい方は、本番で演奏するアコースティックのピアノに近いタッチ感の機種がおすすめです。

重めのタッチ感なら強弱や音色の繊細なコントロールができるので、より魅力的な音色になります。

アコースティックピアノでもタッチ感は1台ごとに違います。

多くの電子ピアノはタッチ感を調節できるので、レッスンなど身近で使うピアノに合わせて選ぶのがおすすめです。

タッチ感は3段階以上の調節できるものが望ましいです。

スピーカーの数

初心者向けの電子ピアノのスピーカーの数は、ほとんどが2つ、多い機種で4つ。数が多いほど、空間に広がる音が立体感のある響きとなります。

スピーカーが4つ以上の電子ピアノは高価なものが多いです。

ただし、ヘッドホンの練習が中心であれば、スピーカーの数は気にすることはありません。

優先度はスピーカーより、タッチ感です。

設置タイプ

電子ピアノの設置タイプは主に2種類あります。

  • 据え置き型:専用スタンドと一体化したデザインで、安定感があり音質やタッチ感が本格的。
  • 卓上型:キーボード部分のみで、軽量で持ち運びしやすく省スペースで設置可能。

据え置き型は卓上型と比べ、ピアノの設置場所を決めることが必要です。

しかし、置き場所だけで電子ピアノを選ぶと後悔するかもしれません。据え置き型と卓上型のメリットとデメリットの違いを知っておくことが大切です。

据え置き型と卓上型は価格や機能面が大きく違います。

据え置き型と卓上型の違い

おすすめ電子ピアノ_据え置き型と卓上型

電子ピアノは据え置き型と卓上型の大きく2つに分けられます。それぞれの特徴とメリット・デメリットを紹介します。

据え置き型の特徴とメリット・デメリット

据え置き型は、鍵盤と土台部分が一体化しているタイプ。アップライトピアノをコンパクトにしたような見た目が特徴です。

タッチ感の調節可能な機種も多く、本格的にピアノを始めたい方に向いています。

メリットデメリット
大型スピーカーで音質がいい。
スタンドと一体型なので安定感がある。
高級感があり、インテリア効果が高い。
設置スペースの確保が必要。
組み立てが必要で、気軽に動かせない。
高価な機種が多い。

実は200万円近くする電子ピアノもあります。

卓上型の特徴とメリット・デメリット

卓上型はポータブルピアノとも呼ばれ、土台がなく演奏時にテーブルや机に置くタイプ。設置場所を決めず、自由に移動させて弾きたい方におすすめです。

見た目はコンパクトでも、タッチ感など電子ピアノとしての機能が備わっています。電池が使える機種は、外出先へも持ち運べるのも魅力の一つです。

メリットデメリット
組み立て不要で、届いた瞬間から楽しめる。
テーブルや机に置いて、気軽に演奏できる。
家族や友人が集まるで、音楽を楽しめる。
椅子や譜面台、ペダルを別に買うことが必要。
譜面台やペダルの安定感に欠ける。
収納している場合、毎回ピアノを弾く準備が必要。

専用スタンドで据え置き型のように設置することもできます。

ペダルって必要なの?
ペダルを使うと鍵盤から指を離しても音を響かせ続けることができます。ポップスやジャズの曲では、初心者向けの曲でもペダルを使うと音楽の表現力がアップします。
卓上型のピアノでも、ペダルも一緒に準備するのがおすすめです。

【据え置き型】初心者おすすめの電子ピアノ

おすすめ電子ピアノ_据え置き型の購入前チェックポイント

これからピアノを始める方に初心者にピッタリの据え置き型の電子ピアノ3機種を紹介します。

購入時には組み立てサポートがあるかも確認してくださいね。

CASIO PX-770(10万円以下)

スクロールできます
サイズ幅1,391mm×奥行き299mm×高さ798mm
(譜面台、転倒防止金具等は含まず)
タッチ感調節は3段階
グランドピアノの鍵盤の仕組みを再現し、自然な弾き心地が楽しめる。
スピーカーの数2つ
重量31.5kg
サイズ幅1,391mm
奥行き299mm
高さ798mm
(譜面台、転倒防止金具等は含まず)
タッチ感調節は3段階
グランドピアノの鍵盤の仕組みを再現し、自然な弾き心地が楽しめる。
スピーカー
の数
2つ
重量31.5kg

電子ピアノで有名なCASIO製で10万円を切る価格のモデル。

奥行きは30cm未満で、据え置き型の中ではコンパクトなサイズ感が魅力です。

CASIO AP-470(10-15万円)

スクロールできます
サイズ幅1,417mm×奥行き427×高さ861mm
(天板を閉じた時・譜面台は含まず)
タッチ感調節は3段階
グランドピアノの鍵盤の仕組みを再現し、自然な弾き心地が楽しめる。
スピーカーの数4つ
2ウェイ4スピーカーで立体感のある響き
重量43.4kg
サイズ幅1,417mm
奥行き427
高さ861mm
(天板を閉じた時・譜面台は含まず)
タッチ感調節は3段階
グランドピアノの鍵盤の仕組みを再現し、自然な弾き心地が楽しめる。
スピーカー
の数
4つ
2ウェイ4スピーカーで立体感のある響き
重量43.4kg

2種類のスピーカーが2つずつ、合計4つのスピーカーで立体感のある音が空間に広がります。

さらに天板が開閉できるのが最大の特長。練習では天板を閉じ、演奏を披露する時には開けて演奏するなど、場面に応じて使い分けられます。

ローランド HP-702(15-20万円)

スクロールできます
サイズ幅1,377mm×奥行き468mm×高さ1,067mm
(譜面台を含む)
タッチ感調節は100段階!
しっかりとした手ごたえのあるタッチ感
スピーカーの数2つ
重量54.4kg
サイズ幅1,417mm
奥行き427
高さ861mm
(天板を閉じた時・譜面台は含まず)
タッチ感調節は3段階
グランドピアノの鍵盤の仕組みを再現し、自然な弾き心地が楽しめる。
スピーカー
の数
4つ
2ウェイ4スピーカーで立体感のある響き
重量43.4kg

電子楽器メーカーとして長い歴史があるローランド。鍵盤やペダルの反応はとても繊細で、練習機として頼れる電子ピアノです。

HP-702は音色の数、同時に発音できる数、タッチ感の調節が充実しているので、上達後も長く愛用できます。本体の質感が高く、上質なインテリアにもマッチします。

僕が使っているのは、この旧モデルのHP-505。この記事用にHP-702を試したら、やっぱり弾き心地はアコースティックピアノに近いと感じました。

【番外編】KAWAI CA701(35万)

スクロールできます
サイズ幅1,450mm×奥行き495mm×高さ970mm
(譜面台を含まず)
タッチ感調節は9段階
オリジナルのタッチ感を設定できる
木製鍵盤を採用で重め
スピーカーの数6つ
重量76.5kg
サイズ幅1,450mm
奥行き495mm
高さ970mm
(譜面台を含まず)
タッチ感調節は9段階
オリジナルのタッチ感を設定できる
木製鍵盤を採用で重め
スピーカー
の数
6つ
重量76.5kg

参考に上位の機種もご紹介します。グランドピアノに限りなく近い、重めのタッチ感のCA701は、クラシック曲を弾きたい方にもおすすめ。

スピーカーは6つもあるので、立体感のある自然なピアノの音が広がります。木製家具のような上質感のあるたたずまいでインテリア効果も高く、長く飽きずに愛用できます。

【据え置き型】初心者おすすめの電子ピアノ

おすすめ電子ピアノ_卓上型の購入前チェックポイント

初心者にピッタリの卓上型の電子ピアノ3機種を紹介します。

卓上型は鍵盤以外の部分はオプションになっていることが多いので、何が必要か考えてから購入しましょう。

一緒に購入するかチェック

  • スタンド
  • ペダル
  • 椅子
  • 持ち運びケース

ローランド GO-88P(5万円以下)

スクロールできます
サイズ幅1,283mm×奥行き397mm×高さ252mm
(譜面台を含む)
タッチ感調節は3段階
スピーカーの数2つ
重量7.0kg
サイズ幅1,450mm
奥行き495mm
高さ970mm
(譜面台を含まず)
タッチ感調節は9段階
オリジナルのタッチ感を設定できる
木製鍵盤を採用で重め
スピーカー
の数
6つ
重量76.5kg

卓上型なら5万円以下の電子ピアノを選べます。

ローランドのGO-88Pは安価で気軽に扱えるので、入門機としてもぴったり。電池(単1形6つ使用)でも使えるので、どこでも楽しめます。

ヤマハ P-225(10万円以下)

スクロールできます
サイズ幅1,326mm×奥行き272mm×高さ129mm
タッチ感調節は3段階
スピーカーの数2ウェイ4スピーカー
高音域を自然に響かせるツイーターを搭載
重量11.5kg
サイズ幅1,326mm
奥行き272mm
高さ129mm
タッチ感調節は3段階
スピーカー
の数
2ウェイ4スピーカー
高音域を自然に響かせるツイーターを搭載
重量11.5kg

どこにでも置きやすく、気が向いた時にサッと取り出して弾けるヤマハのPシリーズ。

コンパクトなサイズでも本格的なタッチ感があります。スマートなデザインが、大人のインテリアにもぴったりです。

ローランド FP-10(10万円以下)

スクロールできます
サイズ幅1,284mm×奥行き258mm×高さ140mm
タッチ感調節は5段階
スピーカーの数2つ
重量12.6kg
サイズ幅1,326mm
奥行き272mm
高さ129mm
タッチ感調節は3段階
スピーカー
の数
2ウェイ4スピーカー
高音域を自然に響かせるツイーターを搭載
重量11.5kg

FPシリーズは、美しいピアノの音作りに定評のあるローランドによる卓上型シリーズ。

充実した機能が満載のFPシリーズの中でも、このFP-10は気軽に始めやすいエントリーモデル。スマートフォンをリモコンのように使って音色や鍵盤の設定が選べ、デジタル楽器ならではの便利さも魅力です。

まとめ:最適な電子ピアノで楽しい毎日を!

おすすめ電子ピアノ_まとめ

この記事では、ピアノ初心者が電子ピアノを買う際にチェックするべきポイントとおすすめ電子ピアノを紹介しました。

据え置き型が向いている方

  • いずれはレッスンも視野に入れて、本格的に取り組みたい方
  • ピアノの発表会やストリートピアノでの演奏にも挑戦したい方
  • 設置スペースは確保でき、ピアノがある空間を楽しみたい方

卓上型が向いている方

  • 気軽に弾き始めたい方
  • 置く場所が限られているので、コンパクトなものがいい方
  • 室内で移動させたり、外出先へ持ち運んだりするかもしれない方

どちらのタイプの電子ピアノがいいか、ピアノを弾く場面を思い浮かべて選んでください。

今回紹介したおすすめ電子ピアノ3選は、どれを選んでも間違いないものばかり。自信を持って集めたので、ご参考になれば嬉しいです。

ピアノは自宅で気軽に始められ、自分のペースで続けられるので大人の趣味にぴったり。日常の中でふと気分転換をしたくなった時、ご自身に最適な電子ピアノとともに、充実した趣味の時間が過ごしましょう。

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この記事を書いた人

ピアノ歴30年以上!
4歳からピアノを習い始め、会社に入って10年以上たった今もピアノ継続中。
2週間に1回レッスンに行っています。

ピアノは100歳になっても続けれらるので、私の一生の趣味になると思います。
このブログではピアノに関して、私の経験やおすすめ情報を紹介しています。

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