つい欲しい楽譜を買ってしまう。そんな経験はありませんか?紙の楽譜は大きくて置き場所に困るし、重いので持ち運びも大変ですよね。
でも電子楽譜にすれば「管理の手間」も「持ち運びの不便さ」も一気に解決します。
電子楽譜に使うタブレットはiPadがピッタリ。iPadは多くの電子楽譜アプリに対応しているので電子楽譜用タブレットとしてはiPadの選択に間違いはありません。
ただし、iPadも複数の種類があります。この記事では、電子楽譜としてiPadを選ぶポイントを機種ごとに一覧にし、おすすめモデルも紹介します。
電子楽譜を活用すればピアノの練習を効率化でき、上達スピードもアップします。レパートリーの幅が広げ、演奏技術もアップしたいなら、電子楽譜を活用しない手はありません。
この機会にあなたに合ったiPadを見つけて、ピアノのある生活をもっと充実させましょう。
iPadに最適なアプリも紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
iPadのラインナップ:選ぶべきポイント
iPadには、通常のiPadからiPad Pro、iPad Air、iPad miniといったさまざまなモデルがあります。
iPad Pro 13インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air 13インチ | iPad Air 11インチ | iPad | iPad mini | |
サイズ | ディスプレイ13インチ | 11インチ | 13インチ | 11インチ | 10.9インチ | 8.3インチ |
価格(税込み) | \218,800~ | \168,800~ | \128,800~ | \98,800~ | \58,500~ | \84,800 |
カラー | シルバー スペースブラック | シルバー スペースブラック | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | シルバー ブルー ピンク イエロー | パープル ピンク スターライト スペースグレイ |
重さ | 579g | 444g | 617g | 462g | 481g | 293g |
Apple Pencil | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | 第1世代 Apple Pencil USB-C | 第2世代 Apple Pencil USB-C |
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電子楽譜なら10.9インチ以上のiPadがおすすめ
電子楽譜は紙の楽譜よりも小さいため、大きな画面を選ぶことが必要です。その点で、iPad Air(13インチ)は中価格帯ですが13インチあるので、最もおすすめです。
iPad Air(13インチ)より価格を抑えるならiPadがおすすめです。ただし、2022年発売のモデルで、画面サイズは10.9インチと少し小さいので慣れるまでに時間がかかります。
私はiPad Air(2022年発売)10.9インチを使っています。弾き慣れた曲なら10.9インチの画面でも大丈夫です。
iPad Air(10.9インチ)と紙の楽譜を並べると、これくらいの差があります。
アップルペンシルとの連携でさらに便利に
アップルペンシルを使用すれば、楽譜に直接手書きのメモを追加することができます。アップルペンシルは必須ではありませんが、楽譜にレッスン内容や気づいたことをメモして振り返れば、ピアノの上達を早めてくれます。
アップルペンシルは第1世代、第2世代、USB-C、Proの4種類あります。
この2つの違いは大きく分けて3つです。
- 充電方法
- ダブルタップ機能の有無
- 対応機種の違い
Apple PencilはProか第2世代がおすすめです。どちらもマグネットの取り付けとワイヤレス充電に対応しているからです。iPad ProやiPad Airを選ぶならPro、iPad miniなら第2世代を選びましょう。
iPadの場合は第1世代とUSB-Cにしか対応していません。もし、iPadを購入するなら、マグネットで取り付けができるUSB-Cがおすすめです。
電子楽譜のメリット3選
紙の楽譜と比べると、電子楽譜には大きく3つのメリットがあります。
- 多くの楽譜があってもスペースに困らない。
- 楽譜上のメモ機能で練習の質がアップする。
- 紙の楽譜の電子化やアプリ内で楽譜の購入もできる。
多くの楽譜があってもタブレット1台に取り込める
電子楽譜の最大のメリットは、物理的なスペースを取らないことです。
気になった曲があると、ついつい楽譜を購入しちゃいませんか。知らず知らずのうちにピアノの上はたくさんの楽譜で埋め尽くされている人も多いはずです。電子楽譜にすれば、数千ページの楽譜も1つのタブレット内に保存することができます。
自宅以外でピアノを弾く場合、外出時の重たい荷物の心配がなくなります。どの楽譜を持っていくか迷うこともなくなり、好きな時に好きな場所で演奏を楽しめます。
帰省の度ごとの楽譜のコピーから解放されました!
「紙の楽譜の電子化」や「アプリ内での楽譜の購入」もできる
電子楽譜としてタブレットで楽譜を見るためには「紙の楽譜の取り込み」と「アプリ内で楽譜の購入」の2つの方法があります。
紙の楽譜を持っていれば、電子楽譜用に楽譜を買い直す必要はありません。紙の楽譜をスキャンして電子化すれば、紙の楽譜と電子楽譜の両方が利用できます。自宅やピアノのレッスンは紙の楽譜、それ以外の場所では電子楽譜などの使い分けるのがおすすめです。
紙の楽譜を持っていない場合は、アプリ内で楽譜の購入もできます。一部の楽譜は無料なので、気になったら簡単にダウンロードできるのも電子楽譜のメリットです。
電子楽譜へのメモで練習の質がアップ
電子楽譜の場合、譜面上に指示やメモを書き込むことができます。
紙の楽譜だとメモが多いと楽譜が読めなくなってしまいます。しかし、電子楽譜ならかんたんに書いたり消したりできます。次回の練習時に何を意識すべきかが一目で分かり、効率的な練習が可能になります。
レッスンのアドバイスをメモするようにしたら、練習の質がアップしました。
電子楽譜を使うデメリット3選
電子楽譜のメリットは多いですが、完璧ではありません。電子楽譜のデメリットはこの3つです。
- タブレットの購入が必要
- 紙の楽譜より画面が小さい
- 譜めくりの回数が紙の2倍必要
初期投資としてタブレットの購入が必要
電子楽譜を使用するためには、タブレットの購入が必要です。タブレットを持っていない場合は、初期投資としては高額に感じるかもしれません。
しかし、タブレットは電子楽譜しか利用できないわけではありません。ネット検索など、生活の中での利用価値は高いため、ピアノ以外の日常生活にも役立ちます。
また、iPadは高く売れます。リセールを考えると決して高い買い物ではないでしょう。
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紙の楽譜と比べるとタブレットは画面が小さい
タブレットの画面は紙の楽譜と比べると小さい場合が多いです。
タブレットには様々なサイズがありますが、紙の楽譜よりも大きなタブレットはありません。サイズが小さいと楽譜が読みにくいので、できる限り大きなタブレットを選択するのがおすすめです。
電子楽譜で一番重要なのは画面サイズです。
電子楽譜では譜めくりの回数が紙の楽譜の2倍必要
紙の楽譜の場合は見開きで譜面台に置くため、2ページごとに譜めくりします。しかし、タブレットの場合は1ページずつ表示されるため、譜めくりは1ページごとに必要です。
電子楽譜の場合、演奏が途切れないようにするために、譜めくりのタイミングも決めないといけません。
私は譜めくり用のペダルを使っているので、譜めくりのストレスからは解消されました。
iPadを選ぶ理由:タブレット選びに失敗しないために
電子楽譜に使用するタブレットは主にAppleのiPadとAndroidタブレットがありますが、電子楽譜として利用する場合はiPadがおすすめです。
iPadとAndroidタブレットの違い
iPadとAndroidタブレットを電子楽譜の利用を目的として、比較してみました。
iPad | Androidタブレット | |
---|---|---|
タブレットの品質 | 高品質 | 良いものから悪いものまで |
価格 | 高価 | 幅広い |
電子楽譜のアプリの質 | 多くて安心 | 少ない |
対応ペン | 使いやすいが高価 | 少ない |
iPadは高解像度でクリアな表示
iPadとAndroidタブレットで最初にチェックできるポイントは価格と種類です。特にAndroidタブレットは多くのメーカーから販売されており、価格や大きさ、性能が大きく違います。
iPadはAndroidタブレットと比べると高価に見えます。しかし、iPadはAppleがハードウェアからソフトウェアまで一貫して制御しています。他のデバイスでは味わえないスムーズな操作感と高解像度のディスプレイなので、ストレスなく電子楽譜として使うことができます。
ネット検索やYouTubeなどもサクサク見れます。
高品質な電子楽譜アプリはiPad向けが多い
電子楽譜の利用には、専用のアプリが必要です。
私たちが普段利用しているアプリは、AppleのiOSとAndroidの両方に対応しているものが多いですが、電子楽譜は違います。電子楽譜の多くの人気アプリが最初にiOS向けに開発されています。
電子楽譜のアプリには無料で使える「Piascore」、有料の「forScore」がありますが、どちらもAndroidには非対応です。タブレットを電子楽譜として使うにはアプリが必須ですが、iPadであればアプリを心配する必要はありません。
iPadならアップルペンシルが使える
楽譜にメモを取るための最適なデバイスとして、iPadとアップルペンシルの組み合わせは非常に強力です。アップルペンシルとiPadは同じAppleの製品のため、操作が快適です。
Androidタブレットは多くの製品があるため、タブレット用ペンとの相性の確認が必要です。
アップルペンシルは高価ですが、電子楽譜のメモをかんたんに取れるメリットを活かすためには、アップルペンシルも揃えることがおすすめです。
私はレッスン後にアドバイスをメモし始めたら、ピアノの上達速度がアップしました。
まとめ:電子楽譜とiPadでのピアノ練習:新しい時代のスタンダードへ
気になる曲があるとついつい買ってしまい、楽譜で埋め尽くされてしまいます。そこで、おすすめなのが電子楽譜。電子楽譜のメリットは次の3つがあります。
- 多くの楽譜があってもスペースに困らない。
- 楽譜上のメモ機能で練習の質がアップする。
- 紙の楽譜の電子化やアプリ内で楽譜の購入もできる。
電子楽譜に必要なタブレットにはiPadとAndroidタブレットがありますが、電子楽譜にはiPadが使われることが多いです。
iPadにも複数の種類がありますが、違いは以下の通りです。
iPad Pro 13インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Air 13インチ | iPad Air 11インチ | iPad | iPad mini | |
サイズ | ディスプレイ13インチ | 11インチ | 13インチ | 11インチ | 10.9インチ | 8.3インチ |
価格(税込み) | \218,800~ | \168,800~ | \128,800~ | \98,800~ | \58,500~ | \84,800 |
カラー | シルバー スペースブラック | シルバー スペースブラック | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | スベースグレイ スターライト パープル ブルー | シルバー ブルー ピンク イエロー | パープル ピンク スターライト スペースグレイ |
重さ | 579g | 444g | 617g | 462g | 481g | 293g |
Apple Pencil | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | Apple Pencil Pro Apple Pencil USB-C | 第1世代 Apple Pencil USB-C | 第2世代 Apple Pencil USB-C |
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iPadは高いを高いと感じるかもしれませんが、実はiPadは高く売れます。リセールを考えると決して高い買い物ではありません。
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