大人のピアノ再開は何から?好きな曲+1日5分の基礎で十分

大人のピアノ再開は1日15分。ハノン5分と好きな曲10分

昔習っていたピアノを再開するにも、そもそも何の曲を弾けばいいのか曲選びで手が止まっていませんか?

子どもの頃に習っていた方ほど、昔の教本を最初からやり直すものだと考えがちです。

でも、大人が練習に使えるのは1日15分ほど。昔と同じ練習をしようと思っても、練習時間を確保するのは難しいですよね。

なので、長く続けるためにも、ピアノの再開は好きな曲から始めていいです。

子どもの頃に習っていたクラシックでも、ポップスやアニメの曲を演奏するのも自由。もし、久しぶりのピアノで指が動かないなら、ハノンが1冊あれば足ります。

この記事では、弾く曲の決め方と楽譜を自由に選べるヤマハの「ぷりんと楽譜」の使い方、そして1日5分の基礎練習の方法を紹介します。

この記事でわかること
  • 昔の教本に戻らず、好きな曲から選ぶ方法
  • 基礎練習も大事な理由と1日5分のハノンの入れ方
  • ブランクが長くても戻れる研究の根拠

子どもの頃に習っていて、大人になってもう一度弾きたい方に向けた内容です。まずは弾きたい曲を1曲決めるところから始めましょう。

目次

大人のピアノ再開は好きなジャンルから始められる

最初の1曲は好きな曲の1段やさしい楽譜を選ぶ3ステップ

大人のピアノ再開は、好きな曲から始めてかまいません。

長く続けるためにも、自分の好きな曲を優先することが大切です。まずは何を弾くかを決めましょう。

クラシックだけじゃなく、ポップス・アニメ・ジャズから選び直していい

ジャンルも、子どもの頃と同じである必要はありません。

教室で習っていたなら、弾いてきた曲はほとんどクラシックだった方も多いはずです。

子どもの頃と大人の再開で、曲の選び方を比べてみましょう。

項目子どもの頃大人の再開
曲を決める人先生自分
ジャンルクラシックが中心ポップス・アニメ・ジャズも選べる
進め方教本の順番どおり弾きたい曲から

でも、弾きたい曲の楽譜が見つからないこともあります。

そんなときは、ヤマハの「ぷりんと楽譜」で探してみてください。ぷりんと楽譜は、入門から上級まで曲数がいちばん多い楽譜サービスです。

主な特徴は次のとおりです。

  • 楽譜の数は32万点以上
  • ジャンル別・アーティスト別・アニメなどのテーマ別で探せる
  • 1曲ずつ購入でき、コンビニ印刷なら会員登録も不要

ふだん聴いている曲や、口ずさめる曲から探してみましょう。

サービスの使い方と登録の手順は、次の記事にまとめています。

最初の1曲は「知っている曲の、1段やさしい楽譜」

ぷりんと楽譜は同じ曲に難易度別の楽譜が並ぶので、最初の1曲は知っている曲のやさしいアレンジを選びます。

たとえばYOASOBIの「アイドル」には、入門から上級まで20種類を超えるアレンジがあります。

昔ソナチネまで弾けていたら、どの難易度を選べばいいですか?

昔のレベルは目安にならないので、サンプルを見て1段やさしい方を選びましょう。

難易度は「入門」から「上級」まで7つの段階で表示されています。

自分にあった難易度の楽譜じっくり探したい方は、ぷりんと楽譜のサブスクプランがおすすめです。

5万点以上の楽譜が見放題になるので、あなたに合う楽譜を好きなだけ試せます。

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好きな曲だけでなく基礎練習も大事。弾く曲の調でハノン1番を5分だけ

基礎練習は曲の前に5分だけ。1日15分の内訳

曲が決まったら、基礎練習を5分だけ足します。

久しぶりにピアノを弾いても、指の動きはすぐに戻りません。毎日5分でいいので、最初に準備運動として使いましょう。

なぜ基礎練習をやるのか:テンポの速い曲は、指が動かないと弾けない

基礎練習をやるいちばんの理由は、大人になってからは指が動きにくくなっているからです。

ゆっくりした曲なら、指はそこまで速く動かなくても弾けます。

では、テンポの速い曲はどうでしょうか?曲のテンポによって、指に求められる動きは次のように変わります。

曲のテンポ指の動き基礎練習
ゆっくりした曲1音ずつ確かめながら弾けるなくても弾き始められる
テンポの速い曲速く正確に動かす必要がある指の感覚を戻してから弾く

テンポの速い曲で指がもつれるなら、ハノンで指を動かす感覚を先に戻しましょう。

まず戻したいのは、指を動かす感覚です。キーの慣れは、指の感覚を戻したあとで十分です。

もう1つ、ハノンはふつうハ長調で書かれていて、白鍵だけで弾けますが、他の調でも試してみましょう。

J-POPには、サビでキーが半音上がるような転調がよく出てきます。キーの変化に慣れておくと、J-POPのような曲で役に立ちます。

キーが変わると白鍵だったところが黒鍵になり、手の形ごと別物。

他の調で弾くにも楽譜が欲しいという方は、ハノンの移調アプリ「全調ハノン」を作ったので試してみてください。

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基礎5分の手順は3ステップ。調号を見て、その調でハノン1番を弾く

ぷりんと楽譜で弾きたい曲が見つかったら、その曲の調を調べて、ハノンでも練習しましょう。

STEP
弾く曲の調号を確認する。

楽譜のいちばん最初、ト音記号の右にある♯や♭を数えます。♯が1つならおもにト長調、♭が1つならおもにヘ長調と考えてください。何も付いていなければハ長調です。途中で調号が変わる曲は、今週練習する部分の調号を見ましょう。

STEP
ハノン1番を曲と同じ調で開く。

ハノンの教本はハ長調で書かれているので、紙の楽譜では頭の中で読み替えるしかありません。全調ハノンなら、調を選ぶだけで選んだ調の楽譜が出ます。まずはブラウザで開いてみてください。

STEP
5分弾いてから曲に入る。

テンポは上げず、左右の音の粒がそろっているかだけ確かめます。5分たったら曲の練習へ移り、指が温まった状態で難所に入りましょう。

5分の基礎練習の目的は、指の練習を網羅することではなく、指を動かす感覚を戻すことだと考えてください。

1日15分の配分:曲10分+基礎5分

15分の内訳は、次のように曲を主役にします。

時間やること
最初の5分弾く曲の調でハノン1番
残りの10分弾きたい曲の練習

基礎が5分を超えたら切り上げ、曲の時間を削らないようにしましょう。

1回の長さより、毎日ピアノを触る方が大切です。

15分取れない日は、ハノン1番を曲と同じ調で1回弾いて終わりにしてかまいません。

毎日続けるには、練習する時間を決めておくのが近道です。

大人のピアノ再開でよくある質問

大人のピアノ再開でよくある4つの質問と答え
ブランクが長くても、昔のように弾けるようになりますか?

一度身についた動きの記憶は、長く残ると報告されています。

子どもの頃の1〜5年の訓練が、平均7年後も脳の反応に残っていた研究もあります。時間が経っても体が覚えているので、感覚が戻るまであきらめず続けることも大事です。

ただし、止めてからの年数が長いほど薄れていくので、弾きたいと思った今のうちに再開しましょう。

電子ピアノで再開しても大丈夫ですか?

問題ありません。

機種ごとの選び方は、次の記事にまとめています。

【2025年最新】初心者おすすめ電子ピアノ7選と選ぶポイント

独学で続けるのと、レッスンに通うのはどちらがいいですか?

再開するなら、レッスンに通う方がおすすめです。

先生に見てもらうと、自分では気づきにくい手の形や指づかいのクセを直してもらえます。

今はオンラインレッスンもあるので、通う時間が取れない方は自宅から受けてみてください。

オンラインレッスンの比べ方と、教室の選び方は次の記事にまとめています。

【厳選7校で即決】ピアノのオンラインレッスン|おすすめ教室7選

大人のピアノ教室はこれで決まり!選び方の完全ガイド

練習を続けるコツはありますか?

いちばんのコツは、練習する時間を先に決めておくことです。

たとえば「仕事から帰ってご飯を食べたら、5分以内にピアノの前に座る」と決めてしまいましょう。

弾くかどうかを毎日考えずに済むので、1日15分が習慣になりやすくなります。

まとめ:好きな曲を1曲、その調でハノン1番を5分

まとめ:再開は好きな曲1曲と基礎5分で十分

大人のピアノ再開に、昔の教本の順番は要りません。

弾きたい曲を1曲選び、その曲の調でハノン1番を5分足せば十分です。

今夜は、弾きたい曲を1曲手に入れて、楽譜のいちばん最初にある調号を見るところから始めましょう。

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弾きたい曲の楽譜を探すなら、ぷりんと楽譜を探してみましょう。

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自宅での練習メニューを組み立てたい方は、次の記事もどうぞ。

1日15分でも、弾ける曲は増やしていけます。好きな曲を1曲、今夜から始めましょう。

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この記事を書いた人

ピアノ歴33年。4歳からピアノを始め、社会人になった今も2週間に1回のレッスンを継続中。理系の分析職で、30代男性。引っ越しを重ねながらこれまで6箇所以上のピアノ教室に通ってきました。ピアノは私の一生の趣味です。このブログでは、私自身の経験や電子楽譜まわりのおすすめ情報を紹介しています。

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